会長基本方針
当クラブは、本年度、設立8周年を迎えます。8年前、ロータリー経験者が一人もいないままスタートしたクラブでしたが、皆で協力しながら歩んで参りました。この1年間、来るべき設立10周年に向けてさらに魅力あるクラブにしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。当クラブの特徴のひとつは、会員の平均年齢が53.2歳と若いことです。仕事や家庭、子育てに多忙な現役世代の私たちが、時間や労力、費用をかけてロータリー活動を行う理由はどこにあるのでしょうか。それは、会員一人ひとりがロータリー活動における親睦と奉仕が人生を豊かにすると実感しているからだと思います。当クラブの会員は実に多様で個性的ですが、誰もが信頼できる仲間であり、私たちにとってかけがえのない財産です。また、「人生で本当に価値のあるものは、教育を受けることでも、成功することでもなく、他人に奉仕することである。(アルバート・アインシュタイン)との言葉に象徴されるように、他者への奉仕は人生に意味を与えてくれるものだと思います。そこで、本年度は、クラブにおける親睦と奉仕の機会を充実させ、さらに魅力あるクラブの構築を目指してまいりたいと考えています。具体的な活動としては、まず、クラブ活動の根幹となる毎回の例会を充実させ、多くの会員が集う、楽しい魅力ある例会及び懇親会を実施したいと考えています。また、当クラブは相模原市及びその周辺という広範な地域を活動範囲としていますが、より身近な地域における会員の交流を促進するため、新しい試みとして、会社や自宅が近い会員が集う炉辺会合を実施します。奉仕事業としては、会員がロータリー活動をより身近に感じるとともに、それぞれの会社の従業員や会員の家族、地域の方々の理解を得るため、スマイル・ボックスの寄附金を活用して、地域に根差した奉仕事業を実施します。また、これまで継続してきた青少年事業や、世話クラブとなっている米山奨学生の育成・サポートも行います。さらに、クラブ活動の柱となる会員増強・維持につきましては、クラブ長期(10年)計画の実現に向け、新入会員10名の増強を目標とします。加えて、ロータリークラブへの会員の理解を深めるためのラーニング事業も実施するとともに、新入会員の親睦と研鑽を深めるための宿泊研修を実施します。また、昨年より始まった本厚木ロータリークラブや相模原シティライオンズクラブとの交流事業や、防災事業にも取り組んでいきたいと考えています。会員の皆さんがロータリー活動を思い切り楽しめるように、魅力あるクラブ作りに取り組んでまいりますので、1年間よろしくお願いいたします。
2024-25年度 国際ロータリー 第2780地区
相模原ニューシティロータリークラブ 会長
岡田 耕次郎